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林修の今でしょ講座 かぜ&睡眠 最新検定2016(予防対処法・新事実)30問

林修の今でしょ講座(11/29)では、風邪と睡眠についての○×30問が公開!

名医が作った2016年のかぜ・睡眠最新検定として…

  • かぜの予防・対処法
  • 質の高い睡眠をとる方法
  • 最新研究で分かった新事実

等、○×クイズの30問が出題されました。

(ちなみに12月6日は入浴検定を紹介)

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林修の今でしょ講座(林先生)

この番組以外では、「今でしょ」を聞かなくなりつつある今日この頃の林先生。

そんな林先生の代表的番組・林修の今でしょ講座の11月29日は、3時間スペシャルでした。

テーマは…

  • 風邪・睡眠検定
  • 人気の習い事・カルチャースクール

の2つで、中でもこれからの季節にぴったりなのが…

かぜ・睡眠 最新検定

かぜ。そして、かぜの予防に大切な睡眠についての検定です。

そんなかぜ・睡眠検定を今日の林修の今でしょ講座で公開したのは、2人の現役医師の先生。

それぞれの先生の見解として、名医が作ったかぜ・睡眠の最新検定2016年として紹介されています。

かぜ

かぜ検定を作った医師として登場したのは、漢方にも精通しているという新見先生。

新見先生がオススメするかぜの予防対処法や新事実等として、以下のかぜ○×問題(検定)が出題され、林先生の他、上川隆也さん、高橋真麻さんが回答しています。

  • かぜの時は食欲がなくても、朝食は無理して食べたほうが良い
    • ○:朝食を食べると体温が上がる(免疫は体温が上がると強くなる(ライノウイルスは37度で繁殖しなくなる))ため
  • かぜの時は朝食を食べるなら、ご飯よりパンのほうが良い
    • ×:ご飯の方がすぐに体が温まる(お粥の方はさらにオススメ、他には湯豆腐、サラダより温野菜スープ)
  • みそ汁の具に大根の葉を入れると、かぜ予防にはより良い
    • ○:大根の根より葉の方がビタミンCが多いため
  • のどの炎症に効果が期待できるおかゆの具材は卵より塩昆布
    • ×:卵の白身にはリゾチームという消炎効果がある成分が含まれているため
  • かぜの時に使った歯ブラシは交換した方が良い
    • ×:ウイルスはほぼ水で洗い流せるため
  • 温かいお茶で薬を飲んでも効き目は変わらない
    • ○:避けたほうが良い組み合わせ(副作用が出るもの、グレープフルーツ)
  • 食前服用の葛根湯を食後に飲んでも問題ない
    • ○:食前の方が良いが次の食事まで待つくらいならすぐ飲んだ方がいいという意味(ただし、医師や薬剤師の素正しく服用してくださいという但し書きもあり)
  • マスクをしていてもウイルスを吸い込んでしまうことがある
    • ○:ウイルスは1ミリの1/100000のため、マスクの隙間からも入る
  • うがいは1時間に1度すれば十分だ
    • ×:風邪ウイルスは20分で体内に入るため
  • 水を20分に1回飲めば風邪予防につながる
    • ○:かぜウイルスを洗い流し、胃酸で死滅させるため
  • マフラーと手袋、風邪から身を守るのはマフラーである
    • ×:温かさよりも手にウイルスを直接付着させないため
  • 風邪のウイルスが手の上で生きているのは長くても1日である
    • ×:手のひらで1週間も生き続けたウイルスがある
  • 新幹線と飛行機なら、飛行機の方が感染しにくい
    • ○:飛行機の方が風量が強いのでウイルスが沈みやすいため
  • かぜの人の洋服は別に洗濯した方が良い
    • ×:歯ブラシと一緒で水で洗い流せるため
  • 窓を開けて換気すると部屋の中にウイルスが増える
    • ×:外の方が人口密度が低い(ウイルスが少ない)ため(ただし、掃除していないと風でウイルスが巻き上がる可能性がある)
  • かぜの予防につながる間食は、饅頭よりスルメ
    • ○:唾液の分泌が多い方がウイルス対策になる
  • こたつで昼寝をするとかぜをひく
    • ○:かぜ予防に重要な上気道は温まりにくいため
    • ただし、睡眠は重要(睡眠時間6時間未満は7時間以上の約4倍)
  • マッチョマンは風邪をひきにくい
    • ○:筋肉のある人はエネルギーを出しやすいため
  • 体を温めるため少量なら熱燗を飲んでも良い
    • ×:体温は上がるが急激に下がってしまうため(基本は飲まないほうが良い)
  • 体を温めるため辛い食べ物を食べた方が良い
    • ×:強制的に汗が出るとその後急激に下がってしまうため
  • かぜの時の食事は野菜よりも肉の方が良い
    • ○:繊維が少なく消化にいい、かぜのひき始めなら体力をつけるのもいいため
  • 多少の咳なら薬で咳を止めない方が良い
    • ○:咳で体内の悪いウイルスを排出もしているため(1歳以上の咳止めにははちみつがオススメ)
  • 漢方薬は寝る前に飲んでも良い
    • ○:体温を上げるため(西洋薬と違い漢方薬は症状に悩んだら飲む)
  • かぜのひき始めにお風呂に入る時は、ぬるめでゆっくりより熱めでサッとの方が良い
    • ×:体の芯を温め、心地よさを感じる温度が重要(銭湯など湯冷めはダメ)
      お風呂の温度

なお、かぜはそもそも…

  • かぜをひく回数は、生涯200回
  • ウイルスの種類は、200種類以上
  • かぜとは、かぜと言って受診する病態(インフルエンザ等と違い定義がない)
  • かぜとは、かぜ症状を示しかぜではないものを除いたもの

で、漢方はそもそも…

  • その始まりは、約1800年前から(かぜには葛根湯)
  • 保険適用の漢方は、約150種類
  • 昭和27年に生まれたのが最新の漢方薬

さらに、葛根湯は7種類の生薬から作られていて…

中肉中背や少しがっちりした人など、ほとんどの人にオススメのかぜ対策漢方でした。

その他の漢方では…

  • 麻黄湯(まおうとう):がっちり体型
  • 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう):少し虚弱体質
  • 香蘇散(こうそさん):お年寄り

といった使い分けも紹介されています。

かぜを早く治すポイント、病院・医者に行くポイント

そして、かぜを早く治すポイントも紹介されています。

それは、気持ちの良い汗をかくこと。

かぜのひき始めは汗をかいていない状態なので、その時適度に体温を上げ、気持ちの良い汗をかくことがかぜを早く治すポイントとして紹介されています。

また、かぜは自然に治るものなので、症状が悪化しているなら病院に行くべきで…

もちろん経験したことのない症状の場合は、風邪じゃない可能性もあるので必ず病院に行きましょう。

睡眠

一方、質のいい睡眠法は、不眠や睡眠のメカニズムを研究している岡島義先生が出題。

究極の二択方式で出題され…

林先生の他、平井理央さんと井戸田潤さんが回答しています。

  • 夜のランニングはしない方が良い
    • ○:激しい運動は深部体温を上げ、睡眠の質が良くないため
  • 寝る直前に1杯の水を飲んだ方が良い
    • ×:水分補給は大事だが、寝る直前に飲むとトイレが近くなり起きてしまうため(寝る1時間前)
    • なお、アルコールが眠りを誘うのは最初だけなので、最低でも寝る3時間前
  • 朝に味噌汁を食べると良い
    • ○:睡眠を誘うメラトニンが(大豆から)15時間後に出来上がるため
    • また、朝食をとると体内時計のズレが修正されやすく、睡眠の質が上がる
  • 眠りづらい時には、手袋をはめた方が良い
    • ○:深部体温を下げるため手足の温度は温めた方が良いため(逆に、暖めてはいけないのは頭)
  • 眠りづらい時には、寝ながらを自分の好きな曲を聴くと良い
    • ×:興奮するため(リラックスする(歌詞が入っていないなど退屈な)曲なら良い)
  • 眠りづらい時には、アイマスクをつけて暗くして寝るのは良い
    • ×:真っ暗だと本能的に不安になり、リラックスしにくい場合があるため

等、生活習慣病(糖尿病・心筋梗塞・狭心症)にも結び付くという睡眠の質の低下を回避する方法が紹介されています。

ちなみに、夜のスマホは、光よりも内容に不眠の原因があるという説も紹介されています。

まとめ

まとめると…

  • 11/29の林修の今でしょ講座は、かぜ&睡眠!
  • 名医が作った2016年のかぜ・睡眠最新検定30問が登場!
  • かぜの予防や対策、新事実も紹介!
  • 睡眠の質を上げる究極の2択も公開!

でした。